食品からの摂取は難しい!
ラクトフェリンは、初乳期の母乳の他には、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品に含まれてるタンパク質です。
これらは日常において比較的摂取しやすい食品ではあるのですが、ラクトフェリンが熱に非常に弱い成分である為、加熱処理した食品の場合にはその殆どが失われてしまいます。
また、ラクトフェリンは胃酸や酵素にも大変弱く、ヨーグルトなどの非加熱食品で摂取しても、その殆どが分解されてしまいます。
ラクトフェリンは、腸から吸収されて体内で多様な効果を発揮しますので、腸まで届く特殊加工を施した状態で摂取する必要があるのです。
赤ちゃんはなぜ恩恵を受けれるの?
ウイルスなどの外敵から身体を守る機能を持ったタンパク質であるラクトフェリンは、上記で紹介しているとおり、食品からは非常に摂取し難い成分です。
では、赤ちゃんはなぜ母乳からラクトフェリンの恩恵を受けれるのでしょうか。
これは、生後間もない赤ちゃんであれば、胃酸や酵素が少なく、ラクトフェリンの殆どが分解されずに腸まで届き体内に吸収される為です。
しかし、生後1カ月もすれば、これらの分泌が盛んになって、ラクトフェリンはほぼ全て分解されてしまうとされています。
サプリメントを利用しよう。
通常のラクトフェリンサプリメントであれば、上記で紹介している食品と同様に、胃酸や酵素で分解されてしまいます。
しかし、近年のサプリメントにおける加工技術は素晴らしいもので、ラクトフェリンにおいては「腸溶性ラクトフェリン」と呼ばれる、胃で分解されずに腸までしっかりと届く特殊加工がされたものがあります。
身近に存在しながら、なかなかその効果を得ることが出来なかったラクトフェリンですが、これによって一気にサプリメントとしての人気が高くなっています。
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