水溶性食物繊維とは?
水溶性食物繊維は、繊維自体が水に溶ける為、体内でドロドロの粘性を持ちます。
この粘性を持って、コレステロールやナトリウムなどの排出を促進し、炭水化物の消化・吸収を緩やかにして食後血糖値の急上昇を抑制します。
また、水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなって善玉菌を増やし、腸内環境を整え、大腸の病気を防ぐ働きがあります。
代表的な水溶性食物繊維としては、こんにゃくに含まれる「グルコマンナン」、海藻類に含まれる「フコイダン」、鶏の軟骨や魚の目玉などに含まれる「コンドロイチン」などがあります。
水溶性食物繊維の効果を紹介。
水溶性食物繊維には、下記のような効果があります。
- コレステロールや胆汁酸などの排出を促し、動脈硬化などを予防します。
- ナトリウムの排出を促し、高血圧を予防します。
- 血糖値の上昇を抑え、糖尿病を予防します。
- 善玉菌を増やし、腸内環境を正常に保ちます。
- 炭水化物の消化・吸収を緩やかにし、ダイエットに役立ちます。
代表的な水溶性食物繊維。
●グルコマンナン
グルコマンナンは、コンニャク芋の主成分です。
●フコイダン
フコイダンは、海藻類の「ぬめり」成分で、近年ではガン細胞の自然崩壊させる作用を持つとして、注目を集めています。
コンドロイチンは、鶏の軟骨や骨、魚の目玉やフカヒレなどに多く含まれている、食物繊維の仲間で、正しくは「コンドロイチン硫酸」と言います。
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