ポリフェノールの効果や効能。

ポリフェノールとは、植物の色素や苦味成分です。
その種類は多く、特にお茶や赤ワインなどに多く含まれ、
優れた抗酸化作用を持っています。
当サイトは、ポリフェノールの持つ効果や効能、種類や
多く含まれる食品などを解説しているサイトです。

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長寿の秘密はポリフェノールにあり。

赤ワイン

フランス人が、日常的にバターや卵、そして油っこい肉料理を摂っているにも関わらず、動脈硬化や虚血性心疾患が少ないのはご存知でしょうか。

これは、『フレンチ・パラドックス』と呼ばれ、世界中の謎とされていましたが、フランス人が水代わりに飲んでいるワインに謎を解く鍵があることがわかり、ワインは注目を集めることになりました。

特に、赤ワインに含まれるポリフェノールが、フランス人の動脈硬化を防ぎ、様々な病気から体を守っていることが判明してからは、赤ワインは「健康的なお酒」としても人気を集めています。

日本人の愛するポリフェノール。

緑茶

フランスと同様に虚血性心疾患率の低い国が日本です。

これは、西欧に比べ、脂肪の摂取率が低いこともありますが、昔から日本人は緑茶を愛し、たくさん飲んできた為だとされており、『ジャパニーズ・パラドックス』と呼ばれることもあります。

緑茶には、色や苦味・渋み成分であるポリフェノールの1種、カテキンやフラボノイドが豊富に含まれており、赤ワインと同様に私たちの体を守ってくれています。

お茶の名産地、静岡県人のガン死亡率が全国平均より10%以上低いことも、ポリフェノールの働きによるものとされています。

ところでポリフェノールって何?

ポリフェノールとは、殆どの植物に含まれている色素や苦味・渋味成分のことで、その数は5000種類以上にも及ぶと言われており、植物の生命の維持と種の保存の為になくてはならない神秘の産物とされています。

具体的には、植物にとって最大の敵である紫外線や、虫などの外敵から身を守る役割を担っています。

現在では、5大栄養素や食物繊維に次ぐ栄養素として、細かな研究が行なわれています。

ポリフェノールの効果。

LDLコレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化を予防します。

肌の老化を防ぎ、美肌を作ります。

食後の中性脂肪の増加を抑制します。

内皮細胞を介して、血管を拡張します。

血小板凝集を抑制し、血栓症を予防します。

神経細胞を再生し、老人性痴呆症を予防します。

ガン予防に期待されています。

ポリフェノールの代表的な効果として、『抗酸化作用』があります。

酸化とは、化学的に言えば、物質が酸素と化合する反応を言います。
体内での酸化反応のもとになる「活性酸素」は、『悪玉酸素』として認識されがちですが、本来は細菌を退治したりする有益な体内物質なのです。

しかし、過剰に増えると、逆に細胞を破壊して、老化をはじめ、動脈硬化や狭心症、ガンなどを引き起こす原因になってしまいます。

これに対抗する為に、体内ではビタミンEやビタミンCなどの抗酸化物質が働きます。

ポリフェノールもまた、抗酸化物質の1つですが、「天然の抗酸化物質は優れもの」と言われる程、抗酸化物質の中でも優等生的存在とされています。

この強力な抗酸化作用を持って、上記のような効果を発揮します。

身近な存在となったポリフェノール。

「ポリフェノール」という言葉を知らない人は、今日では殆どいないのではないでしょうか。
しかし、1996年に流行語の第9位になるまでは、ごく一部の専門家にだけ知られている専門用語だったのです。 それが近年これほど人々に浸透するようになった背景は、赤ワインを抜きにしては語れません。

赤ワインには抗酸化物質が豊富に含まれていて、この抗酸化物質が悪玉コレステロールの酸化を抑えて心筋梗塞や脳梗塞を防ぐ可能性が出て来たことから、赤ワインの成分のポリフェノールに注目が集まったのです。

ポリフェノールは、赤ワインの赤い色素成分アントシアニンや、苦味成分のカテキンに代表されるように、植物の色素成分、苦味成分で、すべての植物に含まれています。
ですから、ポリフェノールは赤ワインにだけ含まれているわけではなく、緑茶にカテキン、ココア・チョコレールにエピカテキン、コーヒーにクロロゲン酸、大豆にイソフラボン、タマネギにケルセチンなど、様々なポリフェノールが含まれています。

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