グルコサミンの効果や副作用。

グルコサミンとは副作用が少なく関節の健康を維持する効果に期待されている成分です。TVCMでもお馴染みの成分で多くのメーカーから販売されています。コンドロイチンと同時に摂取すると、より効果に期待できる為、各社のサプリメントを比較してご自身にあったものを上手に選びましょう。

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関節とグルコサミンの関係って?

関節の健康

なぜこれほどグルコサミンが必要とされるのか。
それは、関節をスムーズに動かす為に欠かせない成分だからです。

関節と関節の間には軟骨があり、曲げたり伸ばしたりする動作を円滑に行うためのクッションの役割を担っています。

グルコサミンは、軟骨に弾力性と柔軟性を与える「プロテオグリカン」と呼ばれる成分の主材料となっています。

また、グルコサミンには、軟骨細胞に働きかけ、新たな「プロテオグリカン」の生成を促進させる作用もありますので、健全な軟骨生成に欠かせません。

私たちを含む動物には、体内でグルコサミンを生成する能力が備わっています。しかし、加齢や肥満、運動不足などの要因によって、グルコサミン生成能力が衰えると、軟骨の新陳代謝が低下して、関節に障害を起こすようになってしまいます。

多くの方が悩み苦しんでいる関節痛は、その殆どが軟骨の減少によって骨と骨が接触することで起こります。

グルコサミンは、軟骨の弾力性と柔軟性を作る「プロテオグリカン」と主材料となるだけではなく、軟骨細胞を刺激することで新たな「プロテオグリカン」の生成を促進させる働きがあります。

これまでにも多くの研究が行なわれており、「変形性膝関節症」に対しての研究では、グルコサミンとコンドロイチンの併用によって、約1年間で50%以上の人の関節が完全再生されたとの臨床結果もあります。

グルコサミンの効果に注目が集まるのは、一時的に痛みを緩和するのではなく、痛みの原因のもとを断つことに期待されているからです。

また、グルコサミンは美肌作りや血流改善にも役立ちます。

潤いのある肌を保つことは、肌の美容にとって最も大切なことです。
グルコサミンは体内でヒアルロン酸やコンドロイチンの材料となり、生成を促進させる効果がありますので、グルコサミンの摂取は結果的に美肌作りに繋がります。

さらに、グルコサミンには、血小板の凝集作用を抑制して血流をスムーズにする働きがあることも明らかになっています。
この作用によって、血栓が原因で引き起こされる、動脈硬化や脳梗塞などの生活習慣病などの予防にも効果が期待されています。

ところでグルコサミンとは?

糖とアミノ酸が結合した天然アミノ糖の1種で、カニやエビなどの甲殻類の外皮を形成するキチン質に含まれている成分です。

グルコサミンは、私たちの体内では軟骨や靱帯、心臓弁などに存在しています。
また、軟骨細胞を形成する基礎となる成分で、関節部における細胞の新陳代謝に重要な役割を果たしています。

CMでも大人気のグルコサミンは、現在ではDHCや大正製薬、オリヒロや富士フィルムなど多くのメーカーから販売されていますので、原料や含有量をチェックして自分に合ったものを上手にお選び下さい。

グルコサミンの副作用とは?

サプリメントを摂取する前に、確認しておきたいことに副作用の有無があります。

グルコサミンは、元々体内で合成されるため安全性が高く、重大な副作用は現在のところ報告はされていません。
(イタリアで行なわれた動物実験では、インドメタシン等の非ステロイド系抗炎症薬に比べて、1000倍以上安全であることが確かめられています。)

摂取する際の注意点としては、グルコサミンがアミノ糖の1種である為に、血糖値に変化を及ぼす場合がありますので、糖尿病の方などは注意が必要です。

副作用などの注意点についてはこちらをご覧下さい。

グルコサミン&コンドロイチン
コンドロイチンとの相性

グルコサミンの効果を効率良く活かす為には、コンドロイチンの存在が欠かせません。

これは、グルコサミンは新しい軟骨の形成を促し、コンドロイチンは軟骨分解酵素の働きをコントロールして軟骨を守る為です。

グルコサミンとコンドロイチンは協力し合って、軟骨基質を正常化し、細胞レべルで効果を発揮しますので相性バツグンの組み合わせなのです。

海外では、両者を併用しての有効性が多くの臨床試験などで認められています。

詳しくはコンドロイチンとの相性をご覧下さい。

注意事項!

・サイト内の栄養素の効能等は、伝承による情報も含まれており、その内容を保証するものではありませんので、必ず信頼できる文献を再確認の上でご利用ください。
又、栄養素としてのグルコサミンの記述をしており、サプリメント等の効果を保障するものでもありません。
・当サイトの内容によって生じたトラブル等については一切の責任は負えません。

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